日 時: 6月14日(金) 19:30~21:45
場 所: 愛農学園内ログハウス
参加者: 前田・村山・伊藤・奥田・葛原・小林・高島・松森・
山口・山田(オブザーバー)・下堂・大塚(記録)
○事業報告~検討事項
▼補助事業プログラムの承認について
― 補助金申請受理
→「有機農業供給力拡大地区推進事業」申請受理。
(年間最大360万円の事業費が3年間継続)
→助成金は1年間の事業終了後、支払われるため、
活動費は借入を行う。(200万円程度の予定)
前田会長の名前で借入を行い、村山副代表の名前で
連帯保証人とするが、理事全員が連帯保証人となり、
万一何かあった際には理事全員で責任を負う。
→理事に確認。→承認された。
― 「有機農業供給力拡大地区推進事業」について
→細かい修正はあったが、前回の理事会時に読み合せした
内容でほぼ通っている。インターネットのHPで原本が
読めるようにした。
▼販売促進
*6/11第2回販売促進部会→議事録参照
― 「野菜飴」をどうしていくか
→小倉さんの取引の関係で、国立ファームの協力の下、
デザインが出てきた。下堂さん方面もデザインを出して
もらい、検討する。パッケージが出来上がったら、リアル
マーケティングを行う予定。
― 「生産者連合」について
→村山さんと伊藤さんで奈良県の五條市にある「パンドラ
ファーム」を訪問、打ち合わせを行った。
パンドラファームが事務局を務める「西日本有機農業生産
協同組合」は西日本の有力な産地が連携してつくる、
生産者資本の販売組織。秋の組合総会の際に、協議会有志
で参加する意向を伝えた。
― 「生産者ネットワークシステム」の開発について
→各農家がリアルタイムで供給可能な野菜の量や価格等の
情報をインターネット上で提供し、買い手がその場で
購入できる販売システムを伊有協で開発していく方針。
(農産物(農家)の価格comみたいなイメージ。)
この開発に際し「プロボノ」を活用していくことを検討。
「プロボノ」:一線のプロフェッショナル・スキルをもった
専門化が集まって行うボランティア活動。
― 「ヘンコマーク」
→商標登録を行う予定。
― 販売組織について
→希望する人に出資を募り、販売組織を作る予定。
部会で組織形態や定款など検討し、秋には立ち上げ予定。
― 出資金について
→販売会社立ち上げが急務。出しやすい形にするので、
出資をお願いしたい。
▼技術開発・普及
― スタッフ紹介(今泉俊輔氏)
→伊有協の技術関係は今後彼が行う予定。
(理科勉強の動画をHPにアップ、土壌分析など。)
― 5/24圃場見学会・技術交流会報告(実質的な技術交流会)
→福広氏の圃場見学。地力測定プロジェクトについて
生産者に紹介。立命館のSOFIX分析についても説明。
HPで動画配信を行っている。
― 地力測定プロジェクト
→6月上旬:試験区の小松菜サンプル採取~窒素量の分析
下旬:農業研究所との打合せを予定
→熱水抽出による可給態窒素測定はほぼ目途がついたが、
実際に作物が吸収した窒素量を測定、簡易分析結果と比較
することにより、科学的な根拠を確立させたい。
三重県農業研究所・中央改良普及センターの協力実現。
▼事業推進
― 6/12事業推進部会・事業の方向性や進め方を確認
(食育・循環・フェスタ・トランジション)
→事業推進部会を食育・循環・フェスタ・トランジションと
小部会にしても、人数が少なく活動が進行しにくいので、
連携して運営する方針に決定。
― オーガニックフェスタ運営についての議論
→オーガニックフェスタ実行委員と話し合いを実施。
生産者が前に出るイベントにすることを確認。
具体的には「農場見学ツアー」を組込む提案がなされた。
出店者にもツアーに参加してもらい、伊賀の野菜を使った
料理を提供することも検討。今後の部会で詰めて行く。
→場所は未定だが、名張いきいき、上野ハイトピアが候補。
― 食育の取組・地域内物質循環について
→ (株)エム・シー・エスさんが給食の残渣を引取、
自社堆肥の原料の一部としている。伊有協会員生産者が
実際にこの堆肥を用いて野菜を作っているため、給食に
野菜を供給すれば、すでにループが出来ている。
これをもっとアピール出来ていないのはもったいない。
部会で今後さらに話を詰めて行く。
▼人材育成(山口)
― 進行状況報告など
→①慣行から有機への転換支援
②研修受け入れ体制の整備
<アクション>
→①JAの中川さんと連絡がとれず進行していない。
②パンフレットの「受け入れ可」農家に聞き取りを行い、
研修希望者が来たらすぐにあっせんできるよう整備。
▼環境直接支払い
― 三重県の予算大幅削減について
→昨年度申請額に対し三重県は予算を半減。
国は地方自治体と同額支援するため、支給総額は未定。
昨年度申請した生産者の欠席者に対し、電話掛けで説明。
― 6/15生産者書類提出締切
6/25伊有協⇒市へ提出
▼事務局・連絡事項など
◎三重県の実施事業への応募
― 三重県戦略的ブランド育成事業対象者募集
(ヘンコのプランド化サポート…6/25締切)
→応募予定
― 農業環境指標等活用事業の委託事業者の募集
(6/18説明会、6/27締切、上限40万円)
→応募予定
― TPP反対集会・・・鎌田氏より伊有協への後援要請。
→議論の結果、今回は後援を「見送り」とした。
今回の集会は講演というかたちをとっているが、
ちらしや案内の文面から、実質上反対をうたっている。
伊有協は、名張市、伊賀市などの行政も会員となっていて
「公器」としての役割があるため、今回のような活動への
関与に際しては慎重な配慮が必要。
ただし、伊有協会員や理事の多くの方はTPPについて
はっきり反対な立場をとっているので、協議会としては
今回の集会の開催の広報については協力していく方針。
― 5/19(日)森の集い@大阪靭公園参加報告
→野菜を売るのではなく、伊有協の活動内容を多くの人に
知ってもらうために参加。
「伊賀に遊びに行って畑で野菜を作ってみたい。」
と言う声を多くもらった。部会で検討し実現していく。
○今後の予定
6月19日(金)理科勉強会第4回
19:30~@伊賀ベジタブルファーム(株)
7月2日(火)販売促進部会
17:30~@伊賀ベジタブルファーム(株)
7月3日(水)事業推進部会
19:00~@愛農学園内ログハウス
7月5日(金)理科勉強会第5回
19:30~@伊賀ベジタブルファーム(株)
7月12日(金)第5回定例理事会
19:30~@愛農学園内ログハウス
7月19日(?日程未定)(株)エム・シー・エス見学会